スポーツマニアによる
スパイクシューズ講座

スパイク!スパイク!

山用スパイクシューズ(2)

トレッキングブーツ

軽登山靴の領域に組み込まれた「トレッキングブーツ」には、たぶん「トレッキングシューズ」などとは呼ばないでという気持ちが込められているのではないしょうか?というのは、ハイキングだったら、ハイキングブーツだろうか、ハイキングシューズだろうか。足首を覆うところまで深いからブーツで、くるぶしが出ているからシューズ、というような構造的分類というよりも、ジャンルの微妙な違いのように感じられるからです。そこで軽登山靴~トレッキングブーツというグループと、ハイキングシューズ~トレッキングシューズというグループに分けてみます。具体的な値段などを確認せずにいってよければ、軽登山靴に限りなく近い高価なトレッキングブーツと、手軽なハイキングシューズの重厚版という感じの割安なトレッキングシューズとは、似て非なるものと感じます。

トレッキングブーツあれこれ

プロは新しい人を指導する場合には、その足元を見て、登山用品店で買ったトレッキングブーツなのか、町の靴屋で買ったトレッキングシューズなのかを見極めるそうです。問題は、靴の善し悪しではなく、山歩きの装備を近くのスーパーやスポーツ用品店で購入するだろうという人と、登山用品店に出かけていって、安い靴を買った(買わされた)人かという見極めをして、それで当面のアドバイスの案配が変わってます。

競技能力を高めるスパイクシューズ!

一般登山道とウォーキングシューズ

私は早くから堅い靴を批判して来ました。一番大きな理由は、堅い靴をはいていると下りでつま先を下げるのに力が必要になります。登山靴系の靴をはいている人の多くが、下りではかかとのエッジを立てて滑り止めをしていますが、これほど間違った歩き方はありません。転びやすく、ヒザをガタガタにしやすい最悪の歩き方です。初心者の肉体を壊す方向に機能しやすい「堅い靴」を避けてもらうために、まずは「はきなれた運動靴」で始めましょう。その場合の、みなさんの最大の不安は「運動靴では滑らないか」ということです。登山靴の象徴ともいうべき深いブロックパターンが滑る危険を止めていると思います。重心の移動がきちんとしていれば、目で見て滑りやすい場所が驚くほど滑りにくくなります。靴底の形状が滑りやすさと直接関わる割合は驚くほど低いのです。と説明しても、急斜面でヌルヌルしていたり、ザラザラしていたりすれば、山靴のほうが滑りにくいのは当然のはずではないかという人がいるでしょう。

ウォーキングシューズの選び方(1)

柔らかな靴をはくと、歩き方も慎重になるけれど、不整地の小さな凹凸を足裏できちんと探ることが出来ます。足裏がセンサーになります。その、繊細に歩くという機会を、堅い靴は奪っていると、私は考えます。それから岩や石がごつごつ表面に出ている道で、柔らかい靴と堅い靴とでは歩き方違ってきます。重登山靴の場合を例に取れば、突起ひとつを踏むときにはよほど注意しないと足が振られます。木のサンダルや下駄で石を踏んだ状態を想像していただきましょう。突起を足のどの部分で踏んだかによって、カクンを振られる方向が決まるのだが、どっちに行くかは振られるまでわからないことが多いです。足首をひねる危険が、そういう1歩ごとに潜んでいます。だから突起を踏むなら2つ(線状に踏むことになる)か3つ(面状に踏むことになる)を同時にねらう必要があります。

ウォーキングシューズの選び方(2)

柔らかな靴なら「できるだけ尖った突起を踏んでみて」と私は指導するのですが、足裏で突起をつかむようなかたちで安定して「絶対に滑らない」という確信を感じてもらえます。そういうと、「痛いでしょ」という人がいます。山靴でしか山道を歩いていない人です。じつはそれが、ほんとうに気持ちがいいというところまで想像が働きません。つまり、突起の踏み方で足首を痛めやすい構造だから、足首をかためて保護しなければ危なくてはけないのが登山靴なのです。軽登山靴はかなり柔らかにつくってあるので、足首まわりもルーズな雰囲気になっています。それに関連して、不整地では靴底の厚い靴が良いとされますが、昔は絶対にそうでした。砂利道を長時間歩くときには靴底のヤワな靴だと泣きが入ります。その砂利道を登山道などの不整地とは全然違います。本当は登山道を地下足袋で歩いてみる体験を一度してもらえると、想像と現実がどれほどずれているかわかってもらえるのですが、ついでに爪の保護についてですが、堅い靴は靴ひもを思い切り締めても、なかなか甲が締まりません。

ウォーキングシューズの選び方(3)

足首をきちんと締めると歩きにくいと感じている人はさらに靴ひもが緩いことが多いです。足と靴との密着度をきちんと調整できるという意味では柔らかな靴の方が圧倒的に有利です。靴の中で足がずれる、ずれないは堅い靴の固有の問題ともいえます。調べてもらって購入した靴で、意外に爪を痛める事故は起きています。1,980円ぐらいの危険な安売り運動靴から10,000円超の高級運動靴まで、爪を痛めるかどうかについては(サイズとタイプがあう限りは)ほとんど違いを感じないとも言われています。やはり、運動靴は子どものころからはいているので、サイズやタイプが自分に合うかどうか、自分で判断するのが一番のポイントかもしれませんね。

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スニーカー安全靴の注意事項

使用上の注意